環境マネジメントの取組み
情報通信研究機構は、情報通信分野における国の唯一の研究機関として、情報通信技術の研究開発を基礎から応用まで一貫した統合的な視点で推進していますが、そのなかで先端ICTデバイスラボでは、急速に進むIT化社会を支える将来の情報通信システムの鍵となる光デバイス技術・ミリ波デバイス技術の研究開発を、内部・外部の研究者が協力・支援して行っています。
わたくしたちは、最先端のデバイス研究開発においても地球規模の環境を視野に入れて行うことが最重要課題の一つであると認識し、ラボ施設の維持管理にあたっては環境保全に最大限配慮します。
このため、先端ICTデバイスラボでは、ラボ施設の維持管理において、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001に準拠した環境マネジメントシステムの構築と改善を進め、平成18年7月よりISO14001認証(審査登録)の取得に向けた活動を開始し、平成19年2月に(財)日本規格協会の審査を受けた結果、登録(フォトニックデバイスラボ)されました。その後、ミリ波デバイス技術のラボを統合して先端ICTデバイスラボとして更新審査を受け、登録されました。
先端ICTデバイスラボにおけるISO14001の経緯
2006年12月 | 準備作業 | ラボの現状把握を実施 |
2006年7月 ~8月 |
環境マネジメント システムの再構築 |
ラボの環境マニュアルを作成 |
環境マネジメントシステム推進委員会を発足 | ||
環境マネジメントの組織体制を整備 | ||
フォトニックデバイスラボ環境方針を制定 | ||
環境管理計画 | 環境目的・目標を決定/2006年度実施計画をスタート | |
2006年11月10日 | 内部監査実施 | |
2006年11月30日 | 外部機関による ISO14001審査登録 |
第一段階登録審査 |
2007年2月7日 | 第二段階登録審査 | |
2007年2月26日 | 審査登録 | |
2012年12月 | ISO14001更新審査 | ミリ波デバイス関連を統合、先端ICTデバイスラボとしての環境マネジメントシステムに対する審査 |
2013年2月 | ISO14001更新登録 | 先端ICTデバイスラボとしてISO14001認証登録 |
2017年2月 | ISO14001更新登録 | 2015年版の規格への移行完了 環境マネジメントシステム永年登録表彰 |
登録情報
概要: | 先端ICTデバイスラボでは環境マネジメントシステムを構築しISO14001認証登録をしています。 |
登録者及び所在地: | 国立研究開発法人 情報通信研究機構 先端ICTデバイスラボ 〒184-8795 東京都小金井市貫井北町四丁目2番1号 |
適用範囲: | フォトニックデバイスラボ ミリ波デバイス研究棟(1F並びに2F通信機器試作評価実験室) |
認証機関名: | 日本規格協会ソリューションズ株式会社 |
登録番号: | JSAE 1317 |
適用規格: | JIS Q 14001:2015, ISO 14001:2015 |
登録範囲: | (JAB認定範囲番号;34) 先端ICTデバイスラボの共通設備、個別装置の維持運用 (1) 施設利用者への環境に配慮した施設利用の啓発 (2) 省エネルギー(電力) (3) 省資源化(PPC用紙) (4) グリーン調達・購入 を推進するための環境マネジメントシステム |
初回登録日: | 2007年2月26日 |
----
お問い合わせについて
お問い合わせは下記先端ICTデバイスラボ事務局へお願いいたします。
- メールアドレス
- AICT.inquiry@ml.nict.go.jp
- 郵便等宛先
- 〒184-8795
東京都小金井市貫井北町4-2-1
国立研究開発法人 情報通信研究機構
先端ICTデバイスラボ 事務局 - 電話番号/FAX番号
- 042-327-6439/042-327-6491
土曜、日曜、祝祭日については受付をしておりません。
電子メールおよびFAXは常時受信可能ですが、お問い合わせへのお返事は休日明け以降となります。